漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
60代 女性
乳癌がわかり、しこりの腫れ痛みが酷く漢方で何とかしていきたいと来店されました。
卵巣嚢腫で子宮は20代の頃に摘出されたこともあるそうです。
体が疲れやすく、立ちくらみ、ふらつき、頭痛もよく起こるそうです。
中国医学的に『気血両虚』、『痰濁血瘀』の状態と考えられます。
その為、体力や免疫力を補っていく漢方、「血」の巡りを良くしていく漢方、体に溜まっている不必要な痰濁を解毒していく漢方などをお渡ししました。
2週間ほどして少しずつ食欲も出てきて、元気になって来れました。
1か月ほどして、体が元気になり立ちくらみが起きる回数がかなり減ってきているそうです。
3か月目に入り、雨の日は体が重だるく体調が思わしくない時があるが、今までの様な眩暈、ふらつきは起こらなくなってきているそうです。
頭痛や患部の痛み、腫れも治まってきて体調がかなり良くなって来られております。
引き続き飲んで頂いております。
今まで生きてきた積み重ねが今の状態にあります。
腫瘍は急にはできません。
今までの食事、睡眠、運動、考え方、行動などが影響を及ぼしていきます。
毎日、不平不満が多かったり、ストレスが多く、人のせいにする事が多い方や、何でも完璧にしない時が済まない方、自分で何でも抱え込んで我慢ばかりしてきた方はなりやすい傾向が高いように思います。
折角、親から頂いた素晴らしい命を有意義に、楽しく、やりたい事をしっかりやる人生に切り替えられるようになると、自然と腫瘍も良くなっていく方もおられます。
腫瘍を小さくすることばかりに固執するのではなく、自分の生活環境、生活リズムを改めて、すべてを受け入れてみましょう。
難しいと思わず、まず自分ができる事からでいいと思います。
自分で自分の人生を変えていく事です。
変えていきたいと思っているだけ、願っているだけ、祈っているだけの人は行動を伴いませんので、今と変わらないでしょう。
本当に変えたいなら、行動にうつしましょう。
私は目の前の困っていらっしゃる方のお悩みを少しでも軽減して、快適な生活を送って頂くお手伝いをさせて頂いております。
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